スタッフ紹介

園長 西田 秀美

今和という新しい時代と共に「益城わかば保育園」は生まれました。『変わりゆく時代の中で保育はどうあるべきか。
その答えはここ益城にあります。これまでの親が働くための就労支援であった保育園は、これから地域で子どもをは育むための拠点となっていきます。そのナピゲーターとなる益城わかば保育園の場所は、調査を進める中で、おおらかで懐の広い雰囲気を持つ益城のほかにはないとこの地に誕生しました。
ここ数十年前より、社会は大きく変化しています。その為に保育指針(厚生労働省によって制定された保育に関する考え方)も変革しております。しかし、子どもたちは変わりありません。取り巻く環境が違うだけなのです。
活動の主朝である遊びは変わっていないにも関わらず、不登校や自己肯定感の低い子どもが増え続けています。その為には多様な社会を生き抜く力を養う事が必要不可欠といわれています。わかばではそんな多様な社会でも、違いを認め合い、票更する力を意うことを目標とした保育を行っています。
具体的には、遊び込むことです。国庭にはあえて遊具を置いてありません。自分で遊びを生み出す空間になっており、季節によって木の実を捨って、そこからままごとになったり、転がしてみたり、数を数えてみたりと自分たちで遊びが展開できる環境になっています。
遊びながら転んだり、危ない場所を感じたりする経験の中で、体の使い方、指先の動きバランス感覚も養われます。
また、名前を呼ばれて「ハイ!」と返事をするのではなく「私の名前はOOです」「今日はこんなあそびが楽しかった」などとみんなの前で話す機会を多く取ることで自信が付き自分が好きになる・・・・そのような環境作りを心掛けています。
たかが遊び・されど遊び」たくさん体を動かし、たくさん仲間と触れあって、たくさんの経験を体感し、五感を刺激し、国での集団でしかできない経験をして欲しいと思っています。
初代の園長の思いと理念を引き継ぎつつ、これからも、子ども達の育ちを見極めながら、子どもたちに寄り添うと共に保護者の皆さまと一緒に子育てのお手伝いをしていけたらと思います。